019/:/前言撤回!!



付き合って半年。
久しぶりに行った彼女の家。
家に入ったらいきなり何かのスプレーを思いっきりかけられた。
「ペッ・・・ちょっ・・・いきなり何だよ!!」
顔にかかったっーの!!
彼女はスプレーを俺にむけたまま叫んだ。
「うっさい!!そんな花粉だらけの姿で私に近づくな!!一歩でも近づいてみろ・・・別れて やる!!」
オイオイ。たかだか、花粉で・・・
そう思ったら睨まれた。
「今たかだか花粉ごときでとか思ったな!!今の私には花粉は死活問題なんだ!!花粉は敵だ !!人類の敵なんだ〜!!」
漫画とかだったら後ろで火山が噴火してるんだろうな。
ヤベェ、花粉が哀れに思えてきたぜ。
確かに今日は花粉がスゲー飛ぶような事天気予報でやってたけどよ・・・
・・・にしても、久しぶりに遊びに来た彼氏に対して入った瞬間「花粉ガー●」かよ!!
「なぁ・・・」
「なんだ!?」
未だ興奮覚めやらぬ彼女に冷静にきいた。
「それ・・・かけなきゃダメか?」
「ダメだ!!」
断固として言う彼女に溜息をつき仕方なく「花粉●ード」を服にかけた。
その後、なんとか彼女の部屋に通された。
窓を開けようとしたら窓の前に仁王立ちされ凄い顔で睨まれた。
マジ怖かった・・・。
「今更きくのもなんだけど、もしかしてすっごい花粉症?」
俺に構わず鼻を思いきりかんでいた彼女はうなづいた。
頼むから構ってくれ、廊下にでるなり、音を小さくするなり・・・そんな堂々としかもで かい音出されたら泣けてくる。
「そうだよ。私達付き合い始めたの去年の八月だもんね!!言ってなかったし知るわけない か!!」
楽しそうに笑う彼女に溜息を漏らす。
結構ひどいタイプなんだろうなと思った。鼻をやたらかむし、目が充血して赤いし痒いらしくよくかいてる。
ぶっちゃけすげー顔。いろんな意味で今日は驚かせていただきました。って感じで。
「目薬とか使っててもひどい日はこうなるんよ。」
俺の傍に来てニッっと笑う。
「あんま、こんな顔人に見られたくないんだけどさ、君だから良いかなぁなんて・・・」
花粉症のせいなのか今の言葉のせいなのか顔が赤い、鼻も赤くて目も涙目で・・・
前言撤回!!
やっぱりカワイイデス。そんな顔も、思い切り俺の前で鼻かんじゃうところも、花粉に対して恐ろしく攻撃的なところも。
花粉に感謝・・・したら怒られるんだろうなぁと思いつつも感謝せずにはいられなかった。

終わり
後書き
花粉症が辛い水城です。実は私も花粉症なんです。
しかも結構ひどいほう。目は充血、かゆみ、鼻、くしゃみ。
花粉症になってこういうネタが思いつくあたり花粉症に感謝ですね(笑)