次の日、あたしは思い切って友達にカミングアウトした。
「皆、聞いてくれる?あたし実は・・・。」
あたしの真剣な表情に皆、黙って聞いてくれていてくれた
皆、あたしが思っていた以上に心配してくれていたのだ。
「わたしもそうだったよ!何かあったらいつでも相談してよ。」
「いつでもメール大歓迎だよ!!」
「ありがとう。」
皆の言葉にあたしは少しほっとした。
まだ、友達になって間もないのにあたしを心配してくれるなんて嬉しかった。
同じような子が沢山いたこと。
それを克服できた人たちが沢山いると言うことに。
おかげで、何でも言い合える友達が増えた。新たな友達も沢山増えた。
そして、そのことに関して情報交換をするようになった。
今までじゃ気づかなかったこと沢山知った。
亮クンとも前以上に仲良くなった。
「何かあったら相談しろよ!」っていつも笑顔で言ってくれて、あたしも、心を許せるようになった。
だけど・・・、家族には言えなかった。
だから、こっそり病院に行っていた。
ある日、病院に出かけようとしたとき、部屋の前で母さんが険しい顔してあたしの前に立っていた。
「涼香。」
母さんに見つめられ驚き、息をするのを忘れてしまった。
「母さん・・・」
「あなた・・・」
バレタ・・・オコラレル・・・。
あたしの中で何かがガラガラと音を立てて崩れていくような気がした
「ごめっ・・・なさい。」
家族の前で絶対流さなかった涙。
母さんは驚いた顔であたしのところにかけよって来た。
あたしが悪いの。こうなったのは全てあたしの責任だから。
「あたし・・・」
もう隠せない・・・。
ポツリポツリ理由を話した。
母さんは泣いているあたしを黙ってみていた。
「そう・・・そんなことだろうと思ったけど、あなた自分自身で気づかなかったの?はたから見ればすぐわかったわよ。」
あぁ・・・ばれていたんだ。
一生懸命隠して頑張ろうとしていたのに隠すのもヘタだなんて・・・。
皆に迷惑かけてばかりであたしってなんて駄目な子なんだろう。
ごめんなさい、あたし悪い子ね。怒らないで。
母さんをぼぉっとした目で見ていた。
あたしって、何なんだろう・・・?
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